紙とペンで思考を整理する

はじめに

みなさんは、紙とペンを使っていますか?

昨今では、様々なツールが発展して、デジタルでメモを取ったり、作図をしたりと便利な世界になっています。

紙もデジタルも一長一短あります。

という私も、スケジュールはGoogleカレンダー、手帳(日記)はNotion、メモはGoogle Keep等
さまざまなデジタルツールをスマホやiPadで活用しています。

ほかにも、フローチャートなどの作図はCacoo、マインドマップはXmindなど、多種多様なアプリが
無料で使える世の中になっています。(有料のものもあります)

もちろん、紙だと検索できない等の弊害もあります。
さらに、雑に書いていると、後で何を書いたか分からないこともあります……

諸説ありますが、個人的には紙に書いた方が記憶に残るような気がします。

ペンケースとノート

本題の前に寄り道です。

ペンケース

最近新しくしました。
リヒトラブ SMART FIT

ペンを数本と、ブロックメモ、ビクトリノックスのSwissCardをいれています。

以前は、デルフォニクスのインナーキャリングというポーチを使っていました。
A5ノート(手帳)や、メモ帳もまとめて入れられる感じでした。

ペン

多色ペンが好きなのですが、パッと見て多色ペンに見えないものが好きです。

LAMY2000 多機能ペンL401
見た目も高級感があり、ビジネスで使うにはとても良いと個人的には思います。
黒、赤、青、緑の4色で、小さく色の指標がついていてその向きに合わせてノックすると芯がでる仕組みです。

ノート

RHODIA N11
Mnemosyne 179と182
・179はロディアの11番と同じサイズ
・182はA5サイズのリングノート

2種類を使い分けています。
メモやTODOはブロックメモにパパッと書きます。
思考の整理にはA5ノートに書きます。

ロディアは白が好きです。
オレンジや黒と比べて、方眼の線の色が薄いのが特長です。

ビクトリノックス

ビクトリノックスといえばマルチツールですが、こちらはナイフ型ではなくカード型のもの

「スイスカードネイルケア」というモデルであれば、ナイフの代わりに爪ヤスリが入っているので便利です。

紙に書いて頭の中を整理する

この記事としては、デジタルの否定ではありません。
かと言って、「紙でやることが正義です!」という訳でもありません。

リモートで画面を共有しながらであれば、メモ帳やスプレッドシート等デジタルの方が圧倒的に優位だと思います。
個人で考える時や、対面で会話する場合は、紙やホワイトボードに書くのが良いかなと思います。

「なぜなぜ分析」

1つの要因に対して複数の要素が出てくることがあり、問題の原因は1つと限らない
といった分析方法のもの。

概ね3つの原因を探り、1つずつ枝分かれさせて究明するもの
個人的には3階層ぐらいの追求かなと思います。

「Pros/Cons分析」

メリット/デメリットの整理を行うもの。
1枚ペラの資料を整理するときに使う感じですが、先にざっと手書きで書いてその後デジタルで作ることが多いです。

個人的には、紙のほうがAとBのアレとコレが対極にあって、Aの方が優位みたいな整理をしやすいかなと思います。

「図解」

フロー図のようなもの(左側)
処理(IF文)の組み立て(右側)

IF文の方は昔どこかで見かけたのですが、出典を思い出せず……

矢印の範囲がIF文で、線を引いた上がTRUEの処理、下がFALSEの処理
■で繋いでいる部分はループを表す
個々の処理はざっくりやりたいことを箇条書きといった感じのものです。

この図を作った後、まずはソースコード内にコメントで書いて、
それから実装する(コードを書いていく)スタイルが多かったです。

私の推し文具

今回は、「ビジネスでも使えそうなもの」という観点でいくつか紹介します。

多色ペン

冒頭に登場したLAMY2000のほかにも素敵なものがあります。

左から
・OHTO MULTI SLIM4(黒、赤、青、0.5)
多機能ペンにハマったきっかけのペン
お値段は1,000円台でしたが、現在は終売の様子(復活してほしい)

・ロットリング フォーインワン(黒、赤、青、0.5)
製図用のシャープペンシル等でおなじみのロットリング
ビジネス用途にもよさそうなグラファイトカラーでおすすめ
実売価格は概ね4,000円前後

・LAMY 2000(黒、赤、青、緑)
実売価格は8,000円前後
以前はもう少し安かったのですが…

OHTOの芯はニードルポイントと呼ばれるペン先が細いタイプなのがよいです。
ここで紹介した3本は、いずれも替え芯の規格が4Cというものなので、差し替えが可能です。
書き心地の良いジェットストリームやアクロインキの芯を使うこともできます。

LAMY

万年筆、ローラーボール(水性)、ボールペン(油性)、ペンシルがあります。

LAMYの万年筆といえばSafari
通常カラーも豊富で、限定色もいろいろあってついつい買ってしまう一品


万年筆(限定色)


ローラーボール(2024年限定色)


ボールペン(限定色)


以前は万年筆ばかりでしたが、最近万年筆の利用頻度が下がったので手軽に使えるボールペンも買ってみました。
(試し書きには、WindowsやMacでおなじみのフォントのサンプル文言(パングラム)を手書きでやる人)

過去の上長がSafariの万年筆とRHODIAが好きな方で、だいぶ影響を受けました。

カランダッシュ


画像上:ベーシックな849シリーズ
画像下:高級路線のエクリドールシリーズ(桜)


849もSafariに負けないくらいカラーバリエーションが豊富で限定色もあります
実売価格はスタンダードなものが5,000円前後、限定色系は8,000~10,000円前後

エクリドールシリーズは30,000円前後します。

あなたも、お気に入りのペンを見つけて、紙とペンを使ってみてはいかがでしょうか?


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