デジタルマーケティング(通称:デジマ)とは
インターネットやAI技術といったデジタルテクノロジーや、デジタル化されたデータを用いたマーケティング手法です。
■HPやメール、LINEといったデジタルチャネルを駆使したマーケティング活動を示しつつ、アクセスログや顧客データといったデジタルなデータを掛け合わせていることが大きな特徴
■従来のマーケティング活動と違って細かいデータが取得・分析できるため従来と異なる特徴
- 個/セグメントを意識した活動=1to1(アクセス解析)
- ビッグデータから導く関係性の活用(レコメンド)
- デジタル広告との連携(CDP→Google/Yahoo媒体)
- 運用自動化(MA)
デジマを駆使することで顧客体験を高度化することができる
CDPを導入し、ユーザの時系列、サービス横断した動きを把握
↓
ユーザの行動、心理分析がしやすくなる
↓
顧客に対して発信している情報を個別化(パーソナライズ)する。
それをあらゆる顧客接点(メール、LINE、画面など)で実現する
さらにオンライン~オフラインの「横断接点」、過去~現在~未来の「横断時系列」で自社サービスをつなげて、顧客体験の向上→売上アップ、満足度向上を目指す
昨今のデジマ動向と未来
■ショート動画の流行
- TikTok/YoutubeShortに代表される15秒程度の短尺動画プラットフォームが流行っている
- 昨今のタイパ(タイムパフォーマンス:短い時間で大きな満足を得られる事) 重視傾向にもあっており、短尺にあった形の動画広告にすることが重要
■インフルエンサーマーケティング
- 著名なインフルエンサーに商材を紹介してもらうことで、認知向上、ファン獲得をねらう。特に化粧品、アパレルなどは相性が良い
■生成AIのマーケティングへの活用
- リスティングのキーワード選定や、クリエイティブの自動生成、キャッチコピーの自動作成など生成AIを活用したマーケティング事例が増えている
- 現状はクリエイティブ方面の活用が中心
■CDP/CRMへのAI適用
- 大量のユーザの属性、行動履歴をもとに、ユーザに最適な接客アプローチや言い回しをAIが考えて提案する
- 自動セグメント作成や類似ユーザの抽出
- いずれ自動配信、自動応答まで実装されると思われる
まとめ
◼デジマは、ECサイトやアプリだけの世界のものではない
- 店舗とECで連携などもデジマ
- 顧客体験を向上させるには必須のテクニック
◼デジタルマーケティングはデータドリブン
- デジタルマーケティングを実施するためには、データが必要
- データがただ存在するだけではなく、分析・活用しやすいように整備されていることが重要
- また部署、グループ横断でそのような活動を推進・サポートする組織も必要
◼マーケティングの知識、経験は、掛け算で活きる
- マーケティング知識、経験は単独でも有効であるが、営業、システム開発、コンサルティングといった他の職種の人があわせてみにつけると非常に強力
- 昨今はマーケティング自体が非常に高度かつ、システムとの親和性が高くなっており、マーケ×開発という組み合わせは非常に市場価値も高く重宝されます