アメリカ旅行に行ってきました(後編)

既に半年が経ちましたが、前回のアメリカ旅行のブログの続きを書こうと思います。
前回はテキサス→コロラドの話だったので、今回はワシントン->カリフォルニアの話です。

ワシントン

ワシントン州には夜20時ごろに到着し、手荷物受取所で友人と合流しました。
荷物を待っている間に自販機で飲み物を購入したのですが、ここで驚いたのがカードで購入する場合は終了ボタンを押さない限り飲み物の購入ボタンを押すと続けて購入ができてしまうこと。のほほんと日本との自販機の違いを楽しんでるところ友達にそう教えられたのですが、もし知らずにそのまま終了せずにいたら、と考えると少しヒヤッとしました。(今考えると、さすがに時間経過で勝手に終了されるのではと思いますが)

翌日は友人の案内でシアトルのパイクプレイスマーケットへ。


スターバックスの1号店があり、シアトルでも随一の観光スポットのようです。(スターバックスはかなりの行列で入りませんでしたが)
中でも嚙んだ後のガムが壁一面に張り付けられたガムウォールはいろんな意味で有名な場所のようで、市場の賑わいからは少し外れた場所にも関わらず人が集まっていました。パッと見た当初はそれが食べた後のガムだと知らず「雰囲気いいね~」と話したら怪訝な顔をされました。


後で調べたところによると、ガムによりレンガの壁が腐食していることがわかり一度清掃を行ったのですが、翌日には既にガムが貼り付けられており結局元に戻ってしまったのだとか。

そんな感じで周辺をぶらぶらしながらお酒を飲んだり食べたり。

一枚目はジンジャービールのカクテルで、「ビールとついてるからアルコール」と思うかもしれませんが、ジンジェーエールのようなジュースです。ジンジャービールは生姜を煮出して発酵して出来上がるそうで、ジンジャーエールの原型になった飲み物だとか。その作り方なだけにジンジャーエールに比べて生姜の味は色濃く出ている印象でした。一杯$12.50。


お昼は友人おすすめのピロシキ。どれもおいしそうなので悩みましたがサーモンクリームをチョイス。(商品単品の写真を撮るのは忘れました。) 細かくほぐしたサーモンの身が混ぜ込まれたクリームチーズベースのソースは癖もなく日本の味に慣れ親しんだ人なら誰でもおいしく食べられるだろうと思います。一つ$8。

夜は友人の手作りのフライドチキンステーキをご馳走になりました。

この料理の名前は知っていて、なんだかおいしそうな文字をゴロゴロ並べた名前だなと以前から気になっていただけに、それを作ると聞いた時は妙に感動していました。(友達はカントリーフライドステーキと呼んでいましたが。)
ステーキの上にかかっているのはグレービーソースで、ステーキの左はマッシュポテトです。フライドチキンは私の中では肉と脂の味を楽しむものだと思っているのですが、こちらは肉そのものを楽しむような印象で、名前のわりに意外とあっさりしていた気がします。マッシュポテトと一緒に食べると牛肉の味が引き立ちました。恐らくこの食べ方が正解なのかもしれません。

フィッシュマーケットプレイス観光の翌日はスリフトストアなる中古商品店へ。私は古着に興味があり、よく見る古着もアメリカから輸入されるものが多かったために現地でも見てみたいと思い友人に案内してもらいました。Tシャツ1枚$3、革靴でも$10と「食事より安い…」とか思いながら買い物を楽しんでいました。私が良く行く古着屋の店員さんが「1日に10万着は見ても売り物になりそうなのは数えるくらいのときが多い」と聞いたことはあったのですが、それも頷ける程の品数の多さと同じような服が多く、これは確かに見るのも楽じゃないと肌身に感じました。

そのあとは早めの夜ご飯としてハンバーガーレストランへ。

名前の種類まで詳しく覚えてないのですが、確かスモークベーコンとBBQソースのハンバーガーだった…はず。
レストランで食べるハンバーガーの付け合わせのポテトフライが毎回サクサクで食感がよく味わいもより深い気がしていて、レストランでハンバーガーを注文するときは密かに楽しみにしていました。今回のポテトフライもサックサクでした。右奥のドリンクはミルクスタウトという種類の黒ビールで、その名前の珍妙さに思わず選びました。友人曰く泡を楽しむものらしいのですが、なめらかでほのかに甘みを感じる飲みやすい黒ビールという印象でした。飲み物と合わせて$25でした。

 

カリフォルニア

サンフランシスコへ向かう飛行機へのチェックインの際、荷物を預ける時に「可燃性」という単語の使い分けに失敗して若干あたふたするという事態が。「燃えるものは荷物に入っていないか?」という質問に対して、可燃性という意味で「inflammable」という言葉を使って応答したのですが、辞書的には可燃性という意味ではあるらしいものの、in が接頭辞につくと否定を表すのが一般的な為、「不燃性」と伝わってしまい、話がかみ合わなくなってしまったようです。その時は「発音が悪いのか?」と思って何度も言い直したのですが結局解消せず翻訳機を使って事なきを得ました。今となってはいい思い出ですが、当時はめちゃくちゃ焦りました。

サンフランシスコには1時間程の遅延があって、サンフランシスコに到着したのは夜19時頃。到着後はUberを使って友人宅へ。(カリフォルニアでは散々Uberにお世話になりました)

到着するやいなや、友達は手作りのツナおにぎりで歓迎してくれました。個人的には異国で食べ慣れたものを味わうとなんだかほっとします。以前の旅行でも味噌汁とかが異常においしいと感じてたような。

カリフォルニアは2週間と長く滞在しており、話のネタはいろいろとありますが、ここでは割愛しつついくつか紹介できればと思います。

まずはカリフォルニアで食べたアメリカらしい食事。

この記事を書いていて改めて思ったのが、アメリカには大なり小なり歯ごたえのある食べものが多いなーということ。ワッフル、特にパンケーキといえばふわっとしていて柔らかい食感が多いイメージを持っていましたが、アメリカで食べたものはどれも表面がサクッとしていて香ばしいものがほとんどでした。
3つ目の写真に写っている飲み物はルートビアのミルクシェイクです。アメリカのミルクシェイクは乳脂肪分が高いのか、どこも日本で飲むものより一段階ミルク感が濃いという印象です。味はそのままバニラクリームをルートビアに足したような味で、ルートビアが好きな人向けでした。ミルク感のおかげでルートビアの独特な癖がなくなる…なんてことはありませんでした。
ワッフルとパンケーキは飲み物付きでそれぞれ$12
ハンバーガーとミルクシェイクは合わせて$20でした。

前回記事のディアブロロールなる創作寿司のように、日本食も何度か食べる機会がありました。

写真はとんこつラーメンで、地元では結構人気なラーメン屋のようでした。日本の豚骨ラーメンに比べてとんこつらしい旨味が少し欠けるものの代わりにスパイスが効いていておいしいラーメンでした。
煮干しラーメンで有名の凪もカリフォルニアに進出しているようなので機会があればそちらも試してみたいです。そちらでは煮干しラーメンではなく豚骨ラーメンしかないようなのですが…

次はカリフォルニアでホテル滞在中に一際目を引いたの医薬品の自販機。

薬だけでなく傷の手当をする道具、軽食等もありましたが、まず薬を販売する自販機なんて見たことが無かったので思わず撮影…。CVSは街中でもよく見かけるドラッグストアの名前のことです。
ちなみに調べたところによると、日本でも2年前に医薬品を販売する自販機の実証実験を新宿駅で行っていたようです。

お土産探しにスーパーマーケットを巡っていて面白いなーと思ったのはポテトチップスやコーンスナック用にディップソースが売られていたこと。

コーンチップスはすこし味に物足りなさを感じることもある為わかるのですが、既に味がしっかいりしているポテトチップス向けにディップソースがあるのはそれだけ味が濃いものが好きな人が多いということでしょうか…。Laysとかそのままでも結構味が濃いような。
私はコーンチップスでチーズ味のディップソースを試してみました。ジャンキーでおいしいのですが1缶で$4くらい割とすぐ無くなってしまうので贅沢品だなーという印象です。

この旅行最後に食べた食事がこのダンジネスクラブという蟹でした。

もしこの旅行で食べた一番おいしいものを答えるとしたらこれを答えると思います。日本にはない種類のカニのようで、シンプルに茹でて一人一匹贅沢に頂きました。味付けにはライムを絞ったバターソースをお勧めされて(最初は無条件に醤油で食べるのかなーと思っていましたがやはり食文化が違うのでそんなわけはなく…)「ちょっとくどすぎない?」と思いましたが、そんなことはなく蟹の甘みとよく合っていて、蟹には醤油よりバターソースの方がいいのでは…と思えるくらいに私的には大発見でした。一匹$40でした。

このような感じで3週間にわたり、4つの州を転々としてアメリカを楽しんできました。もしアメリカに行く機会があってアメリカらしいものを食べるとするなら、やはり真っ先にバーベキューをお勧めします。バーベキュー料理って日本のレストランでも以外と食べる機会がないと思いますし、日本でイメージするバーベキュー料理とは結構違いがあると思います。
円安でアメリカやヨーロッパの旅行はしづらくなってはいますが、また機会を見つけて旅行しに行きたいところです。


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