ローコード開発ツールのすすめ

はじめに

初めてブログ担当となりました。ハロプロとちいかわが大好きなイナバと申します。

社会人になってそれなりに年数は経過しているのですが、なぜだかローコード開発ツールもしくは外部パッケージのカスタマイズばかりを担当してきました。(新卒で配属された直後は、VB.NETを1年半くらい使ってたりもしましたが…)

せっかくの初めてブログなので、今までの経験から語れるものをと思い、
ローコード開発ツールのメリットとデメリットについてお話します。

新卒から6年間くらいをローコード開発ツールに捧げた私による主観ですので、
これからローコード開発使ってみようかな~という方のご参考にしていただけたら幸いです。

ちょっと前に、弊社ブログでOutsystemsに関する記事があったので、
システム業界、ローコード開発ツールがアツイ!ということで。。

ローコード開発ツールとは

簡単に言うと、プログラミングの知識が少ないユーザーでもアプリケーションを簡単に開発できるツールです。
私の触ったツールは2つだけですが、アレコレしたいときに感覚的に開発できてしまうので便利だなと感じました。

いままで触ってきたローコード開発ツール

下記2ツールを使って開発してきました。
※いずれも、当時触ったときの仕様なので、現状と異なる部分があるかもしれません。

  • Magic xpa Application Platform :2014~2018年
    ドロップダウンリストを使って開発します。
    変数定義したり、ファンクション作ったり、IF文書いたりするのも全てドロップダウンリスト選択です。
    なので、自分で一から考えずともドロップダウンリストでポチポチ選択していくと開発できちゃいます。
    デバッグとかも普通にブレイクポイント打って動かせたので使いやすかったなという記憶です。
  • Claris FileMaker:2018年~2020年
    画面を直接いじるような感覚で開発できます。
    画面上のテキストボックスやラベルやボタンやらを直接クリックして、データを紐づけするようなイメージです。
    (ボタンの場合はクリックした際のアクションを直接登録できます。)
    設定値か何かのコピーペーストがうまくいかずちょっと使いづらい部分もあったように思いますが、即開発できちゃう力は強いです。

メリット

プログラミングスキル浅くてもOK!
いずれも開発経験の浅い人でも使いやすいです。視覚的に開発できちゃうので、何かしらの言語で開発したことがあれば使いこなせるでしょう。

素早い開発
普通に開発するよりも比較的短納期で開発することができます。

ビジュアルな開発環境
視覚的にアプリケーションの外観をリアルタイムで確認できるため便利です。

デメリット

機能制限が多少ある
画面上だったりで開発できちゃう半面、使える機能が限られているパターンもあります。

使用者が少ない
上手くいかないことがあったときにいくら調べてもインターネット上に答えはみつからず、コミュニティフォーラム的なものにも記載されておらず。公式ヘルプは英語だし…で少々苦労しました。

導入費用が高い
導入費用やランニングコストが高くついてしまうこともあるそうです。

まとめ

ローコード開発ツールはプログラミング経験が浅くても扱いやすいので良いとおもう反面、
基本的なシステム開発に必要な考え(コーディング規約の順守等、システム開発スキル)は備えておかないと、
今後の改修が大変な、すっごいFEVER!(というか炎上)システムになってしまうので要注意だなぁと思います。

一通りプログラミングスキルを身に付けてから、ローコード開発ツールも使ってみるか~
で、使うのが一番なのでは?と個人的に思っています。

とはいえ便利なツールたちでしたので、私もまた機会があったら使いたいなぁと思っています。


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