茶狂でオチャノキ原理主義の山崎です。
今回は、2月24、25日に開催されるジャパン・ティーフェスティバルについてお話ししたいと思います。
今年で第四回を数える催しで、日本国内のいろいろな茶園やお茶を扱うお店が集まる、お茶好きのみならず、お茶に興味がある方にお勧めのイベントです。
参考:ジャパン・ティーフェスティバル公式HP
前回参加して、お勧めポイントをいくつかまとめてみました。
試飲ができる(ただしカップは持参)
その場でいろいろなお茶を試飲できるのが特徴で、気に入ったお茶をその場で購入することができます。
味が好みかどうかわからず、通販で二の足を踏んでいたお茶も、あまりに高価で見送っていたお茶も試飲できるのは大きいと思います。
どこのお店も、このお茶を試飲したい、といえば大体は試飲させていただけます。
カップは持参なのですが、公式Xでも推奨されているように、小さめの耐熱カップがおすすめです。
なぜなら、お店の方がカップになみなみと試飲のお茶を注いでくださるからです。
私はこちらの、満水100ccのものを持っていきましたが、今年はもう少し小さいカップを探索中です。
お猪口でもいいとのことですが、持ち手があった方が安心かなと思うので、エスプレッソカップが良いかもしれません。
話が聞ける
茶園の方や仕入れをしている方が多くいらっしゃるので、お茶に関するおすすめや、味、香りについて伺うことができます。
やれ、このお茶の仕入れは大変だった、今年の出来はどうだなど、あまり聞く機会のない話を聞くのは私としてはとても楽しかったです。
人混みについて
前回は2022年の秋で、コロナは落ち着いてはいたものの、試飲という飲食の伴うイベントで不安はありました。
特に心配していた人混みについては、各日二部入れ替え制でチケットでしっかり分けられていたのでそこまでではありませんでした。
試飲で飲む量も3口程度なので、マスクを外す時間もそこまで長くありませんでした。
行って良かったジャパン・ティーフェスティバル
3時間での入れ替え制ですが、会場がすごく広いわけでもなく、2時間くらいで満足できました。
最後の方はお茶の飲みすぎでカフェイン酔いしそうになるほど。
お店の方はどなたも優しく、買っても買わなくても快く応対していただけて楽しめました。
可能であれば博打をせずに、お茶を試飲した上で買いたい、と思っていた私にはぴったりのイベントでした。
予算はこれくらい、と現金を持参していたものの、結局、カード決済のできるお店もあったのでゆうゆうとオーバー。おかげで、2023年はお茶の福袋を買い控える羽目になりました。
今年は福袋でほくほくとした状態で迎えるイベントなので、落ち着いて購入計画を立てたいところです。
今年のチケット(¥1500)はすでに発売済み。
もし気になる方がいれば、怖くないのでぜひ参加して欲しいなと思います。
前回おいしかったお茶3選
参考までに、前回私が試飲してよかったお茶を3つ紹介します。
1.吉田茶園のほうじ茶
甘味がとても強く、また香ばしい香りが最高で、財布のひもはなくなっていました。
2.ワンダーリンクスのウバハイランズ2022BOP
パンチがありながら、品のある香りが高く、とてもおいしい紅茶でした。
すでに予算を超えていた中で、買うべきかどうか会場を二周して悩んで買いました。
家で淹れても当然のように美味しく、なくなるのが悲しくなり後々通販で買い足ししました。これでなくなっても安心です。
3.3年もののプーアル茶
お店の名前は失念してしまったのですが、中国茶を扱うお店で、熟成したプーアル茶の試飲ができました。
プーアル茶は癖の強いお茶として有名ですが、そのあたりで飲むものと、しっかり熟成されたものでは味がまるで違います。
苦手な人も多いお茶ではありますが、熟成したものは高価であるのと、日本であまり流通していないので入手という意味でも貴重な機会でした。