お客様と信頼関係を築く

はじめに

はじめまして。本田と申します。
長らく受託開発業務に携わっています。
プロジェクトの成功には、お客様との信頼関係を築くことが大切だと思います。
私が心がけていることをいくつかご紹介します。

プロジェクトは出だしが肝心

最初につまづいてしまうと、信頼を回復するのにかなりの時間と労力が必要です。
初めてお付き合いをするお客様には短時間で自身(特にプロジェクトリーダー)をアピールして、この人であれば任せられると、お客様の気持ちを掴まなければなりません。
お客様の業務、ご担当者様の立場とバックグラウンドを理解した上で、お客様とコミュニケーションを取りましょう。
細かなことだと思われがちですが、ドキュメントの記載漏れ・記載ミスの多さはその会社の実力が表れると言っても過言ではありませんので、注意しましょう。

約束は守る

当たり前のことで実は難しいことが、お客様との約束を守ることです。
守れない約束はしてはいけません。出来る見通しもないのに、「わかりました」と安請け負いして、約束が果たせないということはあってはなりません。
約束したからにはしっかりアウトプットを出さなければなりません。
納期はもちろんのこと、お客様からの相談・依頼は、回答期日を明確にして期日は守りましょう。
回答に時間がかかる場合は、お客様に中間報告をすることでもお客様の印象は違います。

お客様が困っているときには助ける

お客様が困ったときには、何とかして助けるという姿勢を見せましょう。
特にシステム障害は速やかな初動対応が重要です。
困っているときに手を差し伸べてこそ強い信頼関係が築けるはずです。

「お客様が51、会社が49」の割合で判断する

私が以前読んだ書籍で感銘を受けた行動指針です。全ての行動のベースになります。
お客様に寄り過ぎると会社の売上や営業利益に悪影響が生じる場合もありますし、逆に会社に寄り過ぎてもお客様にはご満足いただけず、長いお付き合いが出来なくなる場合があります。
お客様あるいは会社のどちらか一方だけを考えて判断するのではなく、お客様と会社の両方のことをぎりぎりのところまで考え抜いて行動せよ、そして、最後にはお客様の立場で判断しよう、という考え方です。
どうですか、心に響きませんか。

おわりに

ビジネスはお客様との信頼関係があってこそ成り立ちます。
ご経験のあるエンジニアの方であれば、当たり前のことかもしれませんが、ご参考になれば幸いです。


--------------------------
システム開発のご要望・ご相談はこちらから

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です