ご家庭に非常持出袋を準備している方は多いと思いますが、実際には、外出先で被災する可能性もあります。
そこで、普段の荷物にプラスして持ち歩く防災ポーチを作ってみました。
どんなポーチにしたいか
今回の防災ポーチの目標は、可能な限り小さく軽くして、持ち歩くストレスをなくすこと。
いざというときを思うと、必要なものはいくらでもありますが、あれもこれもとなると、持ち歩きしにくくなってしまいます。
そのため、一泊くらいならぎりぎり公的支援がなくてもどうにかなりそうなくらいの最低限のものを厳選してポーチを作成していこうと思います。
(実際はどうなるかはわかりませんが)
ポーチを作っていく
まずはポーチ選びから。
私は普段の荷物も小さめで、いつも500mLくらいの容量のカバンで外に出ます。
なので、ポーチはなるべく小さい方がいい!
持ち運びのしやすさも考え、今回はこちらの11cm×7cmのカラビナ付ポーチにしました。
某テーマパークで2つで2500円でした。100均でも同じようなケースは手に入りますが、かわいさが持ち歩きのストレスを減らしてくれるのでこちらを選びました。
ビニール製で、裏のボタンが閉まりさえすればいいので物は入れやすそうです。
肝心の中身についても考えていきます。
一般的に防災ポーチの中身は以下です。
- 非常食
- モバイルバッテリー
- 懐中電灯などの明かり
- 現金
- マスク
- 笛
- 携帯トイレ
- アルミブランケット
- 絆創膏
- ティッシュ
- ウェットティッシュ
- 常備薬
- 生理用品
小さなポーチに入れようと思うと明らかに無理な分量です。
全部持っていると安心なのは間違いありませんが、かさばるから持ち歩かない、となっては元も子もありません。
また、いつも持ち歩いているものも含まれているので、そういったものは除外していきます。
最終的に残ったものはこちらです。
- 個包装のウェットティッシュ
- 圧縮タオル
- のど飴(の代用の龍角散ダイレクト)
- ヘアピン
- 個包装のメイク落としシート
- コットンと綿棒のセット
- マスク
- 非常食(ようかんと飴、塩タブレット)
- 化粧水乳液の試供品
- ビニール袋
- パンティライナー
モバイルバッテリーやティッシュ、常備薬、絆創膏は普段から持ち歩いているので除外しました。
あとは小さな電灯と笛が欲しいところですが、ポーチの外につけられるものなので、中身は一旦これで完成です。
リストにないものも追加していますが、防災用品はそれぞれ必要なものが違ってくるので、私個人が必要と思ったものを追加しました。
例えば、個包装のメイク落としシート。お化粧して外出した際に、メイクが落とせないと個人的にはとてもつらいので追加しました。こちらは資生堂さんの出しているもので、中にコットンが二枚入っています。バチバチなメイクでない限りはこれで落としきれそうです。
非常食はようかんを選びました。
この小ささで39kcal。中身を押し出すことで開封できるのでいざという時にあかなかったというトラブルもなさそうです。
ただ、ポーチに入れるにあたって、うっかり開いてしまうと困るので上をマステで折り止めました。
味は井村屋のようかんです。しっかり甘いので非常時には癒されそうです。
賞味期限は1年くらいなので、見直しのタイミングは気を付けたいところです。いざという時に賞味期限が切れていたら悲しいですしね。
今回は中身に夏の対策として塩タブレットを入れています。
季節ごとに必要になるものも変わってくるので、冬になったらホッカイロと入れ替えできればなと思います。
ポーチに入れてみた
ポーチに入れてみました。
結構ぱんぱんではありますが、ちゃんとボタンは止まったので問題ありません。
重さは107gです。
これくらいなら持ち歩くのも面倒ではなさそうですし、カラビナでぶら下げても気になりません。
ファッションカラビナでも、これくらいの重さなら壊れることはなさそう。
ポケットが大きければすっと入れられるサイズ感もばっちりです。
防災グッズの見直しはしていますか?
今回ポーチを作成するついでに、非常持出袋の見直しもしました。
備蓄の水を確認したり、賞味期限の確認、災害の体験談を読んだりして必要そうなものを追加したりしました。
普段は9/1の防災の日に合わせてやっていますが、大量にホッカイロが入っていたり、夏の避難があまり考えられていなかったのは反省点です。
最近ドラッグストアで見かける、個包装の冷感タオルと入れ替えて、塩タブレットも追加しておきました。
今後は、衣替えと同じタイミングで見直しを継続していきたいです。
実際に被災したときにどこまで活かせるかはわからないですが、ないよりはある方がいいはず。
0よりは1の精神で備えましょう。