はじめに
今回はLaravelのModelクラスの役割とModelクラスを利用したデータの取得例をご紹介したいと思います。
環境
・Laravel:5.5
・MySQL:5.7.23
前提条件
・データベースにテーブルとカラムが作成済みであること
・データが挿入されていること
今回参照するテーブル
テーブル名:users
Modelとは
LaravelにおけるModelクラスは、主にデータベースとの連携を行う役割を担います。基本的には1テーブルにつき1Modelクラスです。
Modelクラスでは、Eloquent ORMを使用するので少ないソースコードで簡単にデータを扱うことができます。
さらに詳しくお知りになりたい方は下記URLをご参照ください
https://readouble.com/laravel/5.5/ja/eloquent.html
設定
.envファイルにデータベースの情報を記載
まずは使用しているデータベースの情報を.envファイルに記載します。
(例)私の場合は、MySQLを使用しているのでDB_CONNECTIONにはmysqlを記載。
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#### DB #### DB_CONNECTION=mysql DB_HOST=ホスト DB_PORT=ポート DB_DATABASE=データベース名 DB_USERNAME=ユーザ名 DB_PASSWORD=パスワード |
実装
1. コマンドを実行してModelクラスを作成
下記コマンドを実行してModelクラスを作成します。
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php artisan make:model User |
出来上がったModelクラスがこちらになります。
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<?php namespace App; use Illuminate\Database\Eloquent\Model; class User extends Model { //ここに処理を記載していきます。 } |
2. ContollerクラスでModelクラスを呼び出し
実は、上記のModelクラスを作成して、ControllerクラスでModelクラスを下記のように呼び出すだけでもうデータが取得できちゃいます。
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$user_info = User::all(); |
まとめ
Laravelでは、上記のようにModelクラスを作成するだけでデータの取得ができるので、開発する人たちにとってすごくありがたいフレームワークです。ほかにも、データを一件だけ取得したり、取得するデータのカラムを限定することもできるので、興味のある方は下記URLをご参照ください。
https://readouble.com/laravel/5.5/ja/eloquent.html
以上です。