
スクラム祭りに 2 年連続登壇してきました -人は呼び方で行動が変わる-
こんにちは、スティーブです。DJじゃない方のSteve Aokiです。ケーキとか投げないです。
私は、カサレアルでお客様企業向けにIT技術のトレーナーやスクラムマスターを担当しています。
2026年10月23, 24日に開催された「スクラム祭り2026」の横浜トラックに採択いただき登壇してきました。昨年の金沢トラックに続いて2年連続です。今年も話す機会をいただけて、とても感謝しています。
- スクラム祭り2026公式サイト: https://www.scrummatsuri.org/
スクラム祭りとは
スクラム祭りは、アジャイルコミュニティのお祭りです。
2日間に渡って、全国各地にトラックを設けて開催されます。これは「カンファレンスで得た学びを行動に繋げるには、お互いに信頼し合える少人数の安全な場も大切だ」という考えに基づいています。
今年は金沢・仙台・新潟・大阪・福岡・沖縄など17の地域トラックがあり、オンラインのみ・現地会場のみなど様々な形式で実施していました。
私は横浜トラックにて採択いただき、みなとみらいにある三菱電機様のSerendie Street Yokohamaにて現地登壇してきました。

Serendie Street Yokohama
登壇について
『人は呼び方で行動が変わる -スクラムの前にある向き合い方-』というタイトルで登壇してきました。

登壇中の筆者
きっかけ
私は企業向けのITトレーニングを担当しており、新入社員研修などを担当することが多いです。ひとくちに「新入社員研修」と言っても、企業や年度によって大きく積極性などの傾向が異なると感じていました。
その点についての自分の考えを、8月のPBL Pub 2026にて『新入社員を「あの子」と呼ばない運動 -PBL その前に-』というタイトルで話しました。
そこでの反録が思った以上に大きかったこともあり、スクラムという文脈でも話してみようと思った次第です。
私は書籍『Team Geek』で紹介されているHRT(謙虚・尊敬・信頼)の原則を大切にしており、その観点から考えてみました。
そして、みなさんにもぜひ共有したくてプロポーザルを出しました。
登壇で伝えたかったメッセージ
スクラムには5つの価値基準(確約・集中・公開・尊敬・勇気)があり、その中の「尊敬」としてチームメンバーを「お互いに能力のある独立した個人として尊敬」するという価値観があります。
人間は考え・発言・行動が互いに影響しあっており、以下のようなことが起こります。
- 相手を尊敬していなければ、態度や言葉に表れる
- 相手を見下す言葉や横柄な態度は、本人の思考にも影響を与える
子供扱いをされたメンバーは子供として振る舞い、見下された扱いを受けたメンバーはモチベーションが低下します。
なので、組織・チームで仕事をする場合には「尊敬」を言動で表す必要があると考えています。
みなさんはメンバーをどう扱っていますか
みなさんは、メンバーを「お互いに能力のある独立した個人として尊敬」していますか?
目をかけているメンバーだけ呼び方を変えていたりしませんか?
その呼び方に引きずられて、接する態度も変わっていたりしませんか?
思い当たる節がある方は、ぜひ立場の上下関係なく「〜さん」で統一してみてください。
きっと、何か気づけると思います。
最後に
冒頭で書いたように、私は昨年・今年とスクラム祭りに登壇してきました。
それぞれの回で、私が伝えようとしていたメッセージは以下です。
- 2025: 人と話すのが苦手な人のための、対話のきっかけ
- 2026: 相手との関係には、言葉が大事
テーマは違って見えるかもしれません。でも、どちらも私が大切にしている「人とのコミュニケーション」と「人を尊敬すること」でつながっています。
プロポーザルを出したり登壇したことで、自分自身の軸がそこにあったのだと、ふりかえってみて実感しました。
参考
- 書籍『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』(オライリー・ジャパン)
- PBL Pub 2026での登壇資料 『新入社員を「あの子」と呼ばない運動 -PBL その前に-』
宣伝
カサレアルでは、新入社員研修をはじめとした技術研修や、スクラムを取り入れたPBL(Project Based Learning)研修を行っています。
「やり方」だけではなく、スクラムの5つの価値基準(確約・集中・公開・尊敬・勇気)についても実践ベースで学んでいただけるように講師陣も準備しています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。