はじめに
IntelliJ IDEAでは値を選択状態にして「”」を入力すると、選択した値がダブルクォーテーションで囲まれます。
しかし、VimをエミュレートしたプラグインIdeaVimを有効にしていると、この機能が使えないようです。
コーディングしていると変数や値をダブルクォーテーションで囲みたいことがよくあるので、何かいい方法がないか調べてみました。
環境
- Windows10
- IntelliJ IDEA 2022.2(Ultimate Edition)
- IdeaVim 1.10.3
surround.vimを有効にすることで解決
IdeaVimがサポートしているVimのプラグインsurround.vimを有効にすることで、今回やりたいことが実現できました。
surround.vimは指定した範囲の前後に値を挿入、削除といった編集を手助けしてくれるプラグインのようです。
surround.vimを有効にする手順
- C:\Users\【ユーザー名】直下に.ideavimrcを作成する
- .ideavimrcに「set surround」と記述して保存する
- IntelliJ IDEAを再起動する
手順は以上です。
IntelliJ IDEAでファイルを開き、値を選択状態にして「S”」を入力すると、選択した値がダブルクォーテーションで囲まれます。
おわりに
今までは値を選択→「c”+<ESC>+p」入力で値を囲んでいたのが、
値を選択→「S”」入力だけとなり、楽になりました。