GeneXusには「データベースリバースエンジニアリング」という技法があります。
データベースリバースエンジニアリングの概要
既にあるテーブル構造を基に、トランザクションやデータビューなどのオブジェクトを生成することを、GeneXusではデータベースリバースエンジニアリングと呼んでいます。
通常のGeneXusの開発はトランザクションオブジェクトからテーブルが生成されますが、この手法は逆の開発フローになります。
用途としては、既存のシステムとのデータ連携やシステム再構築時の初期情報として活用できます。
GeneXus Wiki – データベース リバース エンジニアリング
http://wiki.genexus.jp/hwiki.aspx?カテゴリ%3aデータベース+リバース+エンジニアリング,
データベースリバースエンジニアリングツール
この技法を実施するには、「データベースリバースエンジニアリングツール」を使用します。
GeneXus Wiki – データベースリバースエンジニアリング ウィザード
http://wiki.genexus.jp/hwiki.aspx?%5bデータベースリバースエンジニアリング%5d+ウィザード
取り込むテーブルの構造

生成されたトランザクション

上図の生成されたトランザクションには5つの項目属性が定義され、一部の項目が外部キーとしても認識されています。
システムの再構築はテーブル構造を見直す良い機会ですが、データベースリバースエンジニアリングを実施してテーブルの構造を変更せずに開発を進めると、DBの移行作業が発生しないという大きなメリットがあります。