GeneXusの標準機能としては、入力欄を必須入力項目に設定するというプロパティはありません。
項目属性または変数を、必須入力項目であるかのように実装する必要があります。
トランザクション
RulesエレメントにErrorルールとIsEmptyメソッドを使用して実装します。
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Error("XXXは必須入力項目です") If XXX.IsEmpty(); |
上記のようにErrorルールにトリガーイベントの指定がない場合、入力欄からカーソルを移動する際にErrorルールが自動的に実行されます。
Webパネル
WebパネルではErrorルールを使用することができません。
代わりにEventsエレメントにて、MessageコマンドとIsEmptyメソッドを使用して実装します。
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Event Enter If &XXX.IsEmpty() // エラーメッセージ Msg("XXXは必須入力項目です") Else // データを登録 YYY.Call(&XXX) Endif EndEvent |
カーソルの移動時にメッセージを表示することは、下記のようにIsValidイベントを使用することで実現できますが、必須入力項目が多いと煩わしいですね。
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Event &XXX.IsValid If &XXX.IsEmpty() // エラーメッセージ Msg("XXXは必須入力項目です") Endif EndEvent |
なお、WorkWithPlusには必須入力項目に設定するプロパティが用意されており、プロパティを変更するだけで上記のようなコードが自動的に生成されます。