昨今開発の形態がウォーターフォールからアジャイル開発が多くなり、
他にも高速開発やノンコーディングなどさまざまな形態がでてきており、
開発のスピードが上がっています。
開発がどの形態であっても動作を確認するのにテストが必要になってくると思いますので、
テスト対応もスピードをあげつつリグレッション(繰り返し)テストが必要になってきます。
そういった中、私が使用した事があるテスト自動化ツールについて、
いくつか簡単に特徴を(主観で)紹介したいと思います。
1.Ranorex
- オブジェクトの認識率が高い
- レコーディングでコードが書けなくても自動処理が作れる
- C#やVB.netでコードが記載できる(UIがVisualStudioに近い)
- 作成したテストシナリオをリモートで別PCでの実行が可能
- 比較的動作が軽い
2.Unified Functional Testing(旧QTP)
- オブジェクトの認識率が高い
- レコーディングでコードが書けなくても自動処理が作れる
- VBScriptを拡張したスクリプトで記載ができる
- 動作している画面録画が可能
- 動作が重め
3.Selenium
- オープンソースなので無料
- ブラウザにのみ対応
- OSに依存しない
- IDEを使用すればレコーディングができる
- WebDriverの場合、多言語でコードを記載可能、基本的にコードが書ける事が必須
おわりに
これらのツールを使用することにより、繰り返し行うテスト作業を手作業から脱却し、
ちょっとしたコードの修正でのテストや、コードの修正から思いもよらぬ箇所への影響がないか等
テストでの確認が楽にそして正確になると思います。