GeneXus 15の新機能 その6 ~デプロイメントユニット~

GeneXus 15 Upgrade 10から「デプロイメントユニット」というオブジェクトが追加されました。

用途

GeneXus 15の変更点 その6の記事で、デプロイ用のファイル作成方法が変更になったことをご紹介しました。
変更内容を簡単にご紹介しますと、デプロイ用ファイルの作成にあたり、デプロイ対象のオブジェクトを選択するという方式になりました。
このデプロイ用ファイル作成時に、追加された「デプロイメントユニット」オブジェクトを活用します。

デプロイメントユニットは事前にデプロイするオブジェクトのリストを、オブジェクト内で定義します。
デプロイ用のパネルではデプロイメントユニットを選択することで、デプロイ対象のオブジェクトがセットされます。

利用手順

  1. KBエクスプローラーパネル上で新規にオブジェクトを作成するか、設定パネルからデプロイメントユニットを追加することができます。
    新規デプロイメントユニットの作成
  2. 作成されたデプロイメントユニットオブジェクト上で、オブジェクト名を入力します。
    デプロイメントユニット上でオブジェクトを選択
  3. デプロイ用のパネルでデプロイメントユニットを選択します。
    デプロイメントユニットの選択

注意点

デプロイメントユニット上で全てのオブジェクトを選択することができますが、デプロイ用のパネルとして有効なオブジェクトは、メインオブジェクト(Main プロパティが”True”に設定されたオブジェクト)のみになります。
GeneXus 15 Upgrade 8以前ではメインオブジェクト以外でもデプロイ用のオブジェクトとして選択できたので、デプロイメントユニットの登場と同時に仕様が変更されたのだと思います。

メインオブジェクト以外はデプロイのオブジェクトとして選択はできませんが、メインオブジェクトから参照されているオブジェクトは自動的にデプロイの対象となります。
つまり、どのメインオブジェクトからも参照されないプロシージャやWebパネルなどを作成した場合、自動的にはデプロイの対象とならないので、今後はメインオブジェクトとして定義する必要があります。

メリット

  1. デプロイメントユニットはオブジェクトなので、エクスポート/インポートで管理できます。
    これによりデプロイファイル作成時のオブジェクトのヌケ・モレの防止に期待ができます。
  2. アプリケーションをマイクロサービス化して作成したい場合、サービスごとにデプロイ用のファイルを作成する必要があります。
    複数のデプロイメントユニットを作成することで、デプロイの管理が容易になります。

まとめ

GeneXus 15でデプロイ用ファイルの作成方法が変更になりましたが、Upgrade 10にて「デプロイメントユニット」を使用した方法に、さらに変わりました。

 

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