GeneXusの学習コスト(後編)

前編にてWebアプリケーション開発での学習対象と学習対象の1つ目であるプロシージャについて投稿しました。
後編はWebパネルとトランザクションの学習コストについて記載します。

Webパネル

WebパネルはWebアプリケーションの画面を作成するオブジェクトです。
Webパネルのメインとなる要素として、画面レイアウトを定義するWeb Formエレメントと、各イベントを定義するEventsエレメントがあります。

Webパネルのサンプル

Web Formエレメント

Web Formエレメントでは入力欄やボタンなどの「コントロール」と呼ばれるものを配置して画面を定義していきます。
グリッドコントロール以外は、配置してプロパティを設定するだけですので、特に習得するというほどのものではないかと思います。

Eventsエレメント

Eventsエレメントはデータの取得や操作イベントなどを定義します。
記述方法はそれぞれのイベント毎に定義する以外は、プロシージャと同様ですが、イベント自体がGeneXusの固有の概念になりますので、十分理解するには1~2日程度時間がかかるかもしれません。

トランザクション

トランザクションはGeneXusの中で最も重要なオブジェクトです。
テーブル定義に直結するStructureエレメントとアプリケーションの挙動を制御するRulesエレメントがメインの要素になります。

トランザクションのサンプル

Structureエレメント

DBのテーブルのカラムの論理名、物理名、型、Null許容などを定義します。
GeneXusでは1トランザクションの中にレベルと呼ばれる階層構造を定義すると、ヘッダーテーブルと明細テーブルのような1-Nのテーブルも生成されます。
また、カラムとして生成されない「計算項目」と呼ばれる項目も、Structureエレメントで定義します。
DBの基本的な学習経験があれば、特に違和感がなく理解できるかと思います。

Rulesエレメント

前回Webパネルオブジェクトがアプリケーションの画面と記載しましたが、トランザクションにもWeb Formのエレメントがあり、画面も定義できます。
Rulesエレメントに画面の挙動などを宣言型の“GeneXus言語”で記述します。
Eventsエレメントと同様に、こちらもGeneXusの固有の概念になりますので、習得に1~2日程度時間がかかるかもしれません。

なお、WebパネルにRulesエレメント、トランザクションにはEventsエレメントがありますが、それぞれには使用可能なルールやイベントに制限がありますので、上述の順番で習得すれば漏れはないかと思います。
また、トランザクションのWeb FormエレメントはWebパネルと同じように配置できます。

まとめ

記載していない他のオブジェクトとの連携、効率的な開発を行うためのパターンの活用、KB全体の理解など、習得対象は他にも多々ありますが、Webアプリケーション開発時に使用する主要なオブジェクトの基本を習得するのには、周囲のサポートがあれば比較的短期間で学習できるのではないかと思います。

Webアプリケーション開発におけるGeneXusの学習対象

弊社ではシステム開発の内製化に向けたご支援を行っておりますので、社内にGeneXusの習得者がいない場合には、お問合せいただければ幸いです。

 

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